教育理念と学び

新潟経営大学の学びについて

新潟経営大学は、経営情報学部・観光経営学部を有する4年制大学です。

新潟経営大学の「経営」とは何でしょう? それは、ヒト・モノ・カネ・情報をもとに組織をつくり人と社会に喜ばれる価値を創り続ける営みです。企業・スポーツ・教育・観光、人と組織のあるところすべて「経営」が支えています。

本学では、基本的な経営学を学びのベースとし、日々の暮らしに密接な「企業活動」に「経営」「会計」「情報」「法律」など、多彩な分野で活躍できる人材を輩出していくことを目指している「経営情報学科」と、スポーツに「経営」の視点を反映しスポーツをマネジメントできる人材を育成する「スポーツマネジメント学科」、観光の専門的な知識を身につけることにより多角的な視野から地域の発展に貢献できる人材を育成する「観光経営学科」で構成されています。

新潟経営大学では、県央を中心とした地域社会と密接に関わり、様々な実践を通して、机上の理論だけでは学ぶことのできない「生きた経営感覚」「ここでしかできない本物の学び」を吸収できます。本学はより密接な実践を繰り返すことができるよう少人数教育の体制をとっており、それが学生一人ひとりの学びに反映されています。




チャート図

新潟経営大学の理念

新潟経営大学は、建学の精神「業学一如」を引き継ぎ、21世紀を力強く生き抜く、しなやかな個性を育てることを目指して教育事業に取り組んでいます。学生の一人ひとりが主人公となって活躍できる場を自ら見出し、創造の喜びを経験し、社会に認められる人となる充実感を味わえるように支援することが本学の教育機関としての使命です。この使命を達成するために、次の三つの教育目標を表明します。

  • (1) 知育・徳育をトータルに行う全人教育の復活
  • (2) 自然・生命に対する敬意を基盤とした倫理性の涵養
  • (3) 自分自身の活躍の場を創出できる活力ある人材の輩出

新潟経営大学は、以上の目標に向けてカリキュラムおよび指導方法を体系化し、一人の学生を大勢の教員で支援し、育てる教育の場とすることを地域に誓約いたします。

教育方針

アドミッションポリシー(受入方針)
(1)学術に対して強い意欲と知的関心を持っている人
(2)本学での学びに強い意識と意欲を持った人
(3)改革的な意識と学生生活に対する意欲を持った人
(4)様々な分野の意欲を持った人
(5)健全な体力と精神を持った人

経営情報学部 経営情報学科 アドミッションポリシー
経営情報学科の求める人材
  • 流通・マーケティング・法務などの専門知識を生かし、将来企業経営の中心的人物となり、または起業家として活躍しようとする人
  • 会計・情報の高度な資格に挑戦し、将来プロフェッショナルとして活躍しようとする人
  • 英語を始めとする外国語を習得し、将来国際社会で活躍しようとする人
  • 深い教養と教育への情熱を持った教員として将来活躍しようとする人
高校で履修すべき科目
本学科は大学での学びの基礎となる国語・英語について基礎的な学習範囲を一通り習得していることが求められる。
選抜の視点

【面接試験】

本学の求める人材像に合致しているか、本学での入学後の目標をしっかり定めているか、学業・課外活動など意義ある高校生活を送ることができたかどうかという視点に基づいて、総合的に評価する。

【学力・小論文試験】

高等学校までの学習内容について、基礎的・基本的事項が定着しているか、という視点で評価する。

経営情報学部 スポーツマネジメント学科 アドミッションポリシー
スポーツマネジメント学科の求める人材
  • スポーツの発展に寄与しようとする人
  • スポーツによる地域の活性化や人々の健康づくりに貢献しようとする人
  • スポーツビジネスの分野において創造的な事業を開拓しようとする人
  • スポーツを通じて豊かな生活を築こうと努力する人
高校で履修すべき科目
各高校で定められた科目について真摯に学習した経験を有し、基礎的・基本的学力が定着していることが求められる。
選抜の視点

【面接試験】

本学の求める人材像に合致し、目標をもった高校生活を送り、学業及び課外活動において一定の成果を成し遂げたか、大学入学後の目標を明確に定めているか、大学での学びにどのような希望を持っているかについて総合的に評価する。

【学力・小論文試験】

高等学校までの学習内容について、基礎的・基本的事項が定着しているか、という視点で評価する。

観光経営学部 観光経営学科 アドミッションポリシー
観光経営学科の求める人材
  • 観光を通じた地域の活性化やまちづくりに興味・関心が高く地域社会のために活躍したい人
  • ホスピタリティ精神が旺盛で旅行、宿泊、交通、ブライダル、各種レジャー施設等観光産業に興味がある人
  • 英語をはじめとして外国語に興味があり、これらを活かし観光産業や各界で活躍しようとする人
  • 観光を通じて経営、経済、マーケティング、会計、一般教養など幅広い知見とコミュニケーション能力を身に着けたい人
  • 観光を学びこれらを通じて自治体職員あるいは教育界において活躍したい人
  • 地域産業とりわけ農業や食に興味・関心が高く広く当該産業界で活躍したい人
  • 経験豊かな社会人の学びの場を設定し、条件を整え選抜を行う
高校で履修すべき科目
各高校で定められた科目について基礎的な学習範囲を一通り習得していることが求められる。特に、本学部では外国語教育及びコミュニケーション教育にも力点が置かれているため、英語と国語についての真摯な学習経験が必要とされる。
選抜の視点

【面接試験】

本学の求める人材像に合致しているか、意義ある高校生活を送ることができたか、地域活性化をどのような視点でとらえているかを総合的に評価する。

【学力・小論文試験】

高等学校までの学習内容について、基礎的・基本的事項が定着しているか、という視点で評価する。

カリキュラムポリシー(教育方針)
経営情報学部
(1)経営情報学科

2021年からカリキュラムポリシーが変更になりました。2020年以前はコチラをご覧ください

経営情報学科では、第4次産業革命の進展とSociety5.0時代の到来を見据えた学士力の基礎を、経営、経済、会計、AI・データサイエンスなどで構成し情報学と経営学を融合した多様な学びができるカリキュラムを編成しています。
経営、商業、会計、情報システム、データサイエンス、英語、国際、経済、法律、観光・地域創生、スポーツ関連の11の分野を設置し、21世紀の地域をどう生きるかという視点から、それぞれの分野に、基礎的な科目、実践的な科目、さらに高度な応用的科目といった3つのグレードの科目群を配置しました。
さらに、学生が、自らの興味・関心、個性に応じて、自在に学びを組み立てられるように、計35の分野を横断したユニットを設定しました。
たとえば、「経営学ユニット」、「データアナリストユニット」、「スポーツプロモーションユニット」といった3つのユニットを学ぶことで、異なる分野の科目を何らの統一性もなく履修するのでも、特定の分野の科目のみを履修するのでもなく、なりたい自分、将来の目的に向かって、自由に学びが設定できます。
35種類のユニットの特徴(学びと将来像)は、それぞれ次のとおりです。

1.「経営学ユニット」では、経営の基礎を学び就職に活かすことを目指します。

2.「起業家ユニット」では、アントレプレーナーシップなどの起業の知識や素養を学ぶことを目指します。

3.「リテールマーケティングユニット」では、商業を学び、販売士資格を取り、流通業に就職することを目指します。

4.「企業の人材育成ユニット」では、組織・人事について学び、将来人事業務に携わることを目指します。

5.「プログラマユニット」では、プログラマとしての基礎的技能と素養を身に付けることを目指します。

6.「システムエンジニアユニット」では、システムエンジニアとしての基礎的技能と素養を身に付けることを目指します。

7.「データアナリストユニット」では、データアナリストとしての基礎的技能と素養を身に付けることを目指します。

8.「社会調査士ユニット」では、社会調査士になることを目指します。

9.「ITパスポートユニット」では、ITパスポートの3分野(ストラテジ系・マネジメント系、テクノロジ系)を訓練し、ITパスポートの取得を目指します。

10.「経済学ユニット」では、経済学についての歴史、理論、政策を学び、日本経済の現状も分析することを目指します。

11.「商品企画・開発ユニット」では、商品企画・開発の理論と実践を総合的に学び、商品企画・開発業務に携わることを目指します。

12.「経営情報システムユニット」では、経営情報を取り扱う基礎を身に付けることを目指します。

13.「クリエイティブユニット」では、新しいことを生み出すための理論を学び実践することでクリエイティブな仕事に就くことを目指します。

14.「公認会計士ユニット」では、公認会計士になることを目指します。

15.「税理士ユニット」では、税理士になることを目指します。

16.「中小企業診断士ユニット」では、中小企業診断士になることを目指します。

17.「会社について理解しようユニット」では、会社について歴史から学び、経営学の基本を理解して法律を学ぶことで、総合的に理解することを目指します。

18.「教養英語ユニット」では、学びを通じ、県内企業への就職を目指します。

19.「ローカル・リーダーユニット」では、学びを通じ、国内企業への就職、公務員、教員を目指します。

20.「グローバル・エキスパートユニット」では、学びを通じ、MBA取得のための進学や外資系企業への就職を目指します。

21.「宅地建物取引士ユニット」では、宅地建物取引士になることを目指します。

22.「旅行業務取扱管理者ユニット」では、観光業界で活躍するプロフェッショナルになる国内・総合旅行業務取扱管理者の取得を目指します。

23.「イベントプロモーションユニット」では、まちの賑わいを作り出すイベントクリエーターになることを目指します。

24.「観光まちづくりユニット」では、地域にある観光資源を活かし、まちづくりを推進することを目指します。

25.「おもてなし英語ユニット」では、英語で地元企業の案内や観光ガイドをするための地域観光人材としての基礎的素養を身に付けることを目指します。

26.「6次産業化人材ユニット」では、6次産業化をプロデュースできるようになることを目指します。

27.「ホスピタリティ人材ユニット」では、真のホスピタリティを身に付けたプロフェッショナルになることを目指します。

28.「GrowCAL®リーダーユニット」では、郷土を知り地球サイズで活躍でき、地域経済のリーダーとなることを目指します。

29.「新たな社会を生き抜く力ユニット」では、新たな脅威にさらされた社会を生き抜く力を持つことを目指します。

30.「マネジメントユニット」では、将来、管理者になり、部下を育成するための知識を習得することを目指します。

31.「スポーツビジネスユニット」では、スポーツビジネスの基本的知識を学び実務経験を積むことで、スポーツ産業界で活躍するビジネスパーソンを目指します。

32.「スポーツプロモーションユニット」では、これからのスポーツのあり方を探り、具体的に企画・展開する能力を身に付けることを目指します。

33.「グローバル・ビジネス(中国語)ユニット」では、中国語を習得して、国際的に活躍する人物となることを目指します。

34.「グローバル・ビジネス(韓国語)ユニット」では、韓国語を習得して、国際的に活躍する人物となることを目指します。

35.「グローバル・ビジネス(ロシア語)ユニット」では、ロシア語を習得して、国際的に活躍する人物となることを目指します。

また、本学科では教職課程を設置し、高等学校一種(商業・情報)の教員免許の取得が可能となっています。 このように本学科では、「なりたい自分になる」ことを目指し、現代の競争社会において「生きる力」を養い、将来企業全体を捉えて経営を展開できる経営者意識を持った人材を育成していきます。

(2)スポーツマネジメント学科

スポーツマネジメント学科では、スポーツに関連する幅広い知識と技術を学び、教育、研究、社会とあらゆるフィールドで活躍できる人材の育成を目標とし、下記のような教育課程を編成します。

1. 多面的で系統的なカリキュラム・・・本学科のカリキュラムは、スポーツマネジメント分野を中心とし、健康スポーツ分野やスポーツ指導分野などスポーツに関連する幅広い分野の科目で構成されており、個人の興味に応じた科目を自由に選択することが可能となっています。

2. 地域や企業と連携した実践的なカリキュラム・・・講義で学んだ理論を様々な実践を通じてより深く身につけるために、地域行政や企業と連携したインターンシップや学外活動が可能な実践的なカリキュラムとなっています。

 

3. 徹底した少人数教育・・・個性を伸ばす教育を理念とし、徹底した少人数教育を実践しています。学生が自分の目標、興味に応じた学習ができるように最適な環境を提供しています。

 

4. 充実した資格取得のサポート制度・・・本学科では、目本トレーニング指導者協会(JATI)および全米ストレングス&コンディショニング協会(NSCA)の認定資格者(JATI-ATI※1、CSCS※2)を育成する教育プログラムの認定を受けており、優先的に受験できるだけでなく、資格取得のためのサポート制度も充実しています。

※1トレーニング指導者協会認定トレーニング指導者

※2ストレングス&コンディショニングスペシャリスト

 

観光経営学部(カリキュラムポリシー)
観光経営学科

「学生の変化」、「社会環境の変化」、「学問の変化」を敏感に察知し、机上の学習のみならず、「理論」「体験」「気づき」の構成要素を適宜「累進・平行・螺旋」の形に循環しながら深い学びが定着するようカリキュラムを編成します。

初年次教育

1.初年次教育を「学びの転換」としてとらえ、「主体的、対話的かつ深い学び」を基礎として「学びのリテラシー」を涵養します。「アカデミック・リテラシー」、「観光データ・サイエンス」など大学生の必携スキルを修得するとともに、身の回りに内在する課題を発見し解決に導く能力を、少人数で自由かつ活発に討論できる演習科目をとおして身につけます。

2.専攻科目(専門科目)においては、初年次には「ビジネス」「英語」「一般教養」の分類から基礎知識の習得を図るほか、「観光経営入門」、「地域と観光」「SDGs」「国際コミュニケーション」などの時宜を得たテーマを取り扱う科目をとおして学びの端緒を開きます。

 

学部教育

3.2年次から4年次までに専攻科目、フィールドワーク、プロジェクトをとおして、「汎用性能力(コミュニケーション能力、課題発見力・課題解決力)」の獲得と「態度・志向性(主体性、チームワーク、リーダシップ、ストレス耐性、異文化適応力)の涵養」を目指します。

4.さらに専攻科目は、「観光地域領域」「旅行産業領域」「グローバルマインド領域」の3領域に「実習」を加えて学びの基盤体系を構成します。

5.「観光地域領域」では、「ニューツーリズム」、「インバウンド」に代表される昨今の話題を積極的に取り扱い、「食と農」「観光まちづくり」「都市開発」などの領野からアプローチします。

6.「旅行産業領域」では、「旅行業法」、「旅行実務」、「観光地理」をはじめとする当該分野の国家資格取得に関連する科目を配置するほか、ホテル・宿泊、ホスピタリティなどの業界を志す学生をサポートします。

7.「グローバルマインド領域」では、観光関連分野の英語習得を特色とする「ESP(English for Specific Purposes)」として、学生の興味や関心事を活用し、モチベーションを高めつつ、丁寧にサポートし、初級(1年次)、中級(2年次)、上級(3年次)へと運用能力を高めていきます。

8.グローバル化に対応した言語運用能力を身につけるため、外国語関連の科目では英語のほか中国語、ロシア語、韓国語を履修します。すべての言語科目では、異文化理解はもとより、国際社会の一員としてのアイデンティティを醸成します。

9.英語教育においては「聞く」「話す」「読む」「書く」力を効果的に身につけるため、これら4技能を1科目に集約します。「ジェネラル・イングリッシュ(1年次)」、「コミュニカティブ・イングリッシュ(2年次)」、「アドバンスト・イングリッシュ(3年次)」とし、学生各自の適性に配慮したクラス分けを行い、少人数で開講します。運用能力の流暢さを高めるため、授業内外にて効果的なサポートをします。

 

課題授業

10.加えて、本学の特色ある学びを代表する「経営学実地研究」や「イニシアチブ・プロジェクト」では、実社会との交流をとおした調査・研究にはじまり、参加者が共に考え、意見を交わし見出した成果の報告・発表など、一連の活動をとおしてコミュニケーション能力とプレゼンテーション能力を身につけます。

11.海外協定校への留学を積極的にサポートして、留学前の少人数/個別指導において規定の時間を学習し留学を終えた学生には科目単位を認定します。さらに、協定校への留学期間中に留学先の大学で学んだ時間と科目の内容に応じて専攻科目と整合的な科目を卒業要件科目として単位認定するなど、長期留学により学生に休学・卒業延期など不利益を被らないように配慮しています。

 

ディプロマポリシー(学位授与方針)

新潟経営大学の学士課程を修了し、21世紀を生きる人材として保証する最低限の基本的な項目は次のとおりです。

(1)経営情報学科

    1. 超スマート社会に求められる情報学と経営学を融合した能力を修得している。
    2. グローバルに活躍できるビジネスパーソンとしての能力を修得している。
    3. 地域経済の中核をなす人材としての能力を修得している。
    4. 経営・会計・情報・英語などの専門ビジネス分野における実務実践能力を有している。

 

(2)スポーツマネジメント学科

    • スポーツのトレーニングからコーチングまでの理論を理解している。
    • 地域の健康と福祉を担うためのパブリックマネジメントを修得している。
    • 多様なスポーツ関連分野で活躍するための経営知識を有している。

 

(3)観光経営学科

教育研究上の基本目的に照らし、次に掲げる「1.知識・理解」「2.汎用的技能」「3.態度・志向性」を総合力で活用し、社会に内在する課題を見出すとともに、自らもしくは多様な他者との協働をとおしてその解決を導き、持続可能な地域の発展をけん引する中核人材の卵に学位を授与します。

1.知識・理解

文理融合人材として、学際的な教養と自らの専攻分野を有機的に関連づけて活用できる

2.汎用的技能
(1)コミュニケーション・スキル
 日本語と英語もしくは他言語による対話技能を修得している
(2)数量的スキル
 自然と社会の事象を「客観的」「定量的」に理解できる分析技能を修得している
(3)情報リテラシー
 「Society5.0/Industry4.0」がもたらす「新たな知識創造社会」において、当該社会の倫理観を有し、多角的に情報を収集し解析できる情報技能を修得している
(4)論理的思考力
 既成観念にとらわれない批判的かつ多角的な視点を持ち、論理的に意思決定できる最適化技能を修得している
(5)問題解決能力
 自らもしくは他者との協働をとおして課題を発見し、解決に向けて情報を収集・整理・分析してその問題のソリューションを導き出す技能を修得している
3.態度・志向性
(1)自己管理力
 自らを律し、未来志向の発想で自己の様々な活動を計画できる
(2)チームワーク・リーダーシップ
 協調性に富み、他者と方向性を共有する意識と、目標の達成を率先して活動できる
(3)倫理観
 社会規範かつ自己の良心にもとづき行動できる
(4)社会的責任を果たす能力
 社会の一員としての義務を果たすとともに、適正な権利を主張できる
(5)生涯学習能力
 一生を通じて知的欲求を絶やすことなく、自らが進んで学習できる

建学について

新潟経営大学は、高等教育の機会均等を求める地域住民の強い要望により、平成6年(1994年)4月、教育環境に優れた新潟県加茂市に開学しました。経営情報学を教授する4年制の大学です。

加茂市における私学教育の歴史は古く、大正9年(1920年)勤労青年の教育を目的とする加茂朝学校が始められ、昭和12年専門学校入学者無試験検定指定校に、ついで戦後昭和23年には新制高等学校となり、加茂暁星高等学校、新潟中央短期大学、新潟中央福祉専門学校を擁する加茂暁星学園として発展しました。

さらに、高等教育に対する進学熱の向上に伴い地元住民の新大学設立の要望が高まり、平成3年2月に県央広域市町村および隣接地域の自治体とその住民代表による大学設立期成同盟会が設立され、県および県央18市町村会議の決議を経て、加茂暁星学園を母体とした公私協力方式による新大学設立を文部省に申請、多くの人々の努力によって、平成5年12月本大学の正式認可を受け、現在に至ります。

加茂朝学校開学の精神「業学一如」を引き継ぎ、意欲と能力をもった一人でも多くの人に大学進学の機会を与えるとともに、県および県央18市町村の支援を受けて設立された公私協力方式の大学であることを踏まえ、地域に貢献する人物育成を目的としています。

シンボルマークの由来

新潟経営大学のロゴは、たまごをモチーフに描かれています。「啐啄同時(そったくどうじ)」という禅の言葉によれば、雛が内側から殻を破ろうと声をあげると同時に、親鳥が外側から殻をつつかなければ、雛はたまごから出てくることができません。このロゴには、4年間の大学生活の中で自ら殻を破り、自分の新たな可能性に出会ってほしいという学生への想いが込められています。そして、卒業後にそれぞれの目指すところへ大きく羽ばたいて行けるように、大切に学生を育てようという本学の志を掛け合わせ、すべての始まりであるたまごが割れた瞬間をシンボルとしました。たまごの青いカラーは、あらゆる世界へと広がる蒼天を表しています。

新潟経営大学のシンボルマーク