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    【観光経営学部】「地域高大連携 にいがた観光講座 第1回食と農」が開催されました。 (2016.12.09)

    12月3日(土)に、観光経営学部主催による「地域高大連携 にいがた観光講座 第1回食と農」が開催され、県内の高校生や大学生、市民の皆さま約70名程にご参加いただきました。

    本講座は、高校生・大学生(一般市民の方も参加可能)が、「食と農」「産業ツーリズム」「自然・リゾート地」「イベント・交流・文化」という新潟が有する観光資源をテーマに、それぞれの特性をいかした「にいがた観光」の振興に資する可能性を探ることを目的として、本学の観光経営学部が主催するものです。
    今回は、全4回シリーズの第1回目として「食と農」をテーマに、第1部の特別公開ゼミナール、第2部の基調講演、第3部のグループディスカッションの3部構成で開催されました。

    まず、「第1部 特別公開ゼミナール」として、観光経営学部の1年生がフィールドワーク学習をもとに「産業遺産を題材にした大河ドラマ制作による観光客誘致」という施策案を発表し、本学特別客員教授である高野誠鮮先生により講評をいただきました。

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    次に「第2部 基調講演」として、食環境プロデューサーの金丸弘美先生を講師に、活性化した田舎の事例やその方策を具体的に紹介していただきました。各自治体や企業のユニークな取り組みを実際に見聞きしたご経験をお話しくださいました。

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    「第3部 グループディスカッション」では、UX21エグゼクティブプロデューサーの織原正明様をファシリテーターとし、事例紹介とディスカッションを行いました。加茂市を拠点として活躍されている、かやもり農園/株式会社伝 代表取締役萱森教之様と株式会社マスカガミ 代表取締役中野壽夫様から事例発表をしていただいた後、参加者が12の班に分かれ、「新潟の食と農」をテーマにグループディスカッションを行いました。ディスカッションでは高校生、大学生、一般市民で構成されたグループにより活発な議論が繰り広げられ、最後に各グループで挙がった「観光活性化のためのストーリー」を発表しました。

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    開催後、高野先生から「卒業してすぐ、即戦力になることを予感させる発表だった。4年間の中で、実践する機会を作っていけばきっと成果が出せるはずだ。」とのコメントをいただき、参加した高校生からは、「これまで新潟の将来について関心がなかったが、今回の講座を通して地元新潟の発展に関わっていきたいと、考えが変わりました。」「また参加したいです。」といった感想をいただきました。

    本講座は、プロジェクトリーダーを観光経営学部の学生が務め、グループディスカッションのファシリテーターも本学の学生が務めるなど、学生を中心に運営されました。参加した学生は、観光に対する知識だけでなく、イベント運営や議論の進め方など、多くを学ぶことができました。運営、開催にあたりご協力いただいた皆様、誠にありがとうございました。

    第2回もお楽しみに!

    【学生プロジェクトメンバー】
    プロジェクト・リーダー:兼田 有梨
    広報:大桃 里奈子・栗橋 美徳・本田 萌実・横山 佳菜恵
    口頭発表:上野 天音・坂井 明日花
    企画運営:安達 友理・笹田 倫子
    (以上、新潟経営大学観光経営学部1年)