子どもたちの個性と自主性を育むために。

加茂市立下条小学校

角田 瑞希 さん 経営情報学科 2014年3月卒業

大学で広がった世界観

入学前は「勉強=苦」というイメージでしたが、経営大の教職課程での学びを通して「知らないことを知るのは楽しい」、「さらに未知な世界を追求したい」と思うようになりました。
海外研修、夏合宿、実践発表会、学友会などで得た、仲間と協力して活動する達成感は今も忘れません。部活動に力を入れている人、資格取得に取り組む人、同じ夢を持つ人、やさしい先生方…私自身の視野を広げてくれた全ての出会いに感謝しています。

社会での成長プロセス

卒業年次に参加した小学校のボランティア活動で、楽しそうに英語を学ぶ子どもたちの姿を見て「小学校教諭」の道を決意しました。今は5年生の担任として、子どもたちと共に学び、悩み、遊ぶ、貴重な毎日を過ごしています。先生になったばかりの頃は待つことができず、つい「ダメ」と叱ってしまうこともありましたが、今は「なぜダメだったのか?」子どもたちが自ら考えることに重点を置くようになりました。個性を活かし、意欲的に行動する力を育むため “一歩引いて見守ること”を心掛けています。

高校生へのメッセージ

今すでにやりたいことがある人も、自分に何が向いているか悩んでいる人もいると思いますが、とにかくチャレンジすることに意味がある!やってみたら上手くいくことも、失敗を恐れていたら始まりません。プロセスから学ぶこともたくさんあると思います。
私はこれからも教育に携わって、子どもたちと一緒にチャレンジし続けたい。皆さんも未知の世界に飛び込む怖さを「楽しさ」に変えて、充実した大学生活を送ってください。心から応援しています。
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