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    人事・業界研究講話を開催 (2020.12.10)

    後期授業のキャリアデザインⅡ(3年生)では、これからの就職活動でも役立つ「人事・業界研究講話」を3回実施しました。特に、新潟県内でご活躍の企業であっても学生が理解しにくい業界企業の人事ご担当様と卒業生からご協力頂きました。この授業は「新潟の産業・企業を知る講座」を受託して実施しています。アンケートで、「県内企業に対する興味や関心が高まった」答えた学生が90.8%いました。学生は産業・職業・企業の詳しい説明を聞き、下記のとおり新潟県内にも様々な産業や企業がたくさんある事を知ることができました。就職への考え方を深め業界研究への第一歩を学んだ良い機会となりました。ご協力頂いた人事ご担当者様ありがとうございました。(*アンケートを抜粋してご紹介します。)

    ・11月11日 新潟運輸株式会社 人事ご担当 君川 様

    アンケート感想:「今回の講義において、物流業界の役割、社会に対応してどのような変化をしているのかということを深く知ることができた。まず物流業界の印象としては、「モノの移動」のみに焦点をおいていたため、営業職があるということやBtoBを主とした物流企業があるということを初めて知ることができた。次に新潟運輸株式会社ではSDGsとして、ジェンダー平等、環境に配慮した運送車の使用を掲げ、積極的に取り組んでいることを知った。物流業界では主に男性が活躍しており、女性が男性と同じように仕事をするのは難しいと思っていた。しかし女性が活躍できる環境づくりに力を入れ、女性の必要さを男性の存在とは別で示していたため、物流業界は女性も活躍できる業界になっていると感じることができた。これらのことから、物流業界は男性のみならず女性も同様に活躍することのできる業界であり、モノの移動に付随する全ての業務に責任感を持ち、主体的な仕事に取り組む業界であることを知った。」

    ・11月18日 株式会社ハードオフコーポレーション 人事ご担当 坂井 様、 小池 様(OB)

    アンケート感想:「リユース業界は買い取りがなくては商品がお店に並ばないし、お店に商品が並んでいないとお客さんが来ないということがあり、他の小売業とは全く違う業態で、おもしろいなと感じた。」「小売業というざっくりとした業界ではなく、小売業の中にもリユース業界があるんだと知れて、興味のない業界でも詳しく調べていくことが大切だと思った。」「OBの小池店長さんは、ハードオフの職場は、やってみたい事をすぐ行動に移せる職場と話しており、仕事内容に関して、とても魅力のある会社だと感じ取ることができた。また、私自身が将来仕事をする際は、OBの小池店長さんのように、やりたい事の意思表明を思ったら表し、仕事に対してやりがいを見つけて行こうと改めて感じた。今回の講演でハードオフコーポレーションの事はもちろんだが、それ以前に講演者の方の考え方に私はとても魅了された。その影響か、私の中の就職に対する考えも変わり、今回の講演は自分の考えを変えるきっかけとなった、とても良い時間だった。将来就職した際は、今回学んだ事を思い出し、またそれを必ず活かして仕事に励んでいこうと思った。」

    ・11月25日 株式会社 巴山組 人事ご担当 眞田 様

    アンケート感想:「建設業とは何か、巴山組とはどのような企業か、ということを理解することができた。建設業については、建築工事と土木工事に分けられること、受注産業であることを学んだ。特に印象的だったのは、IT技術の活用など、技術革新の波が建設業にも及んでいるという点である。これによって技術の安定化をもたらし、若手オペレーターでも現場で活躍できるようになったという点は興味深かった。巴山組については、美しい阿賀の地の地域密着型の企業として、山間地ならではの工種と技術力を活かし、総合建設業、災害対応、除雪対応を行っていることを理解した。また、地域活性化への取り組みも積極的に行っており、まさに「地域に生きる」中小企業であることを理解した。」「地域活性化への取り組みとして雪椿の育成、それからオイルを取り製造、販売など地域に生きる中小企業がどのようなものなのか伝わりました。フィールドワークだけではなく、事務や技術系職員もいたりと仕事内容も多岐にわたりやりがいがあると思いました。」