なぜ今、入試改革なのでしょうか?

2021年度から、日本全国の大学で新しい入試制度がスタートします。
グローバル化や技術革新など、めまぐるしく変化する社会に対応し、
新たな価値を創造できる人材を育てるには、
従来の学力試験だけでは測りきれない力も重要になってきました。
今回の入試改革では、そうした社会につながる力として、
一人ひとりの多様な能力や経験を、総合的に評価するしくみが始まります。

そう、入試にできることはもっとある。
私たちは、“なりたい自分”への伸びしろを評価します。

入学試験とは、ただ「点数を競って
得点の高い受験生から合格させる」ものではありません。
大学の姿勢と受験生の意欲がマッチするか、
見極める機会だと考えています。
私たちが教育理念として大切にするのは、自立力・共生力・自己実現力の育成です。
一人ひとりが「なりたい自分」に近づき、 さらに、変化の激しい社会の中で
新たな価値を創造できる人材を育てています。
その理念は、CCP(キャリアチャレンジプログラム)や
経営学実地研究など、独自の教育プログラムとして反映され、
学生たちは主体的に学び、成長を実感しています。
そして私たちは入試においても、 皆さんの特性から頑張りや熱意といった
能力まで総合的に測ることで、
本学で活躍し、
「なりたい自分」に近づく素質を
見出したいと考えています。

新潟経営大学の
新入試制度のPOINT

「学力の3要素」を評価します

将来の社会を生きるために身につけたいのが、
「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」「主体性・多様性・協働性」の3つの要素です。
新入試では、これらの能力について多面的・総合的に評価していきます。

知識・技能

大学で学んでいく
基礎となるもの

思考力・
判断力・表現力

課題を発見し解決に向けて
探究し、成果等を表現する
ために必要な能力

主体性・
多様性・協働性

主体性を持って
多様な人々と
協働して学ぶ態度

新入試はこう変わります

「学力の3要素」を測るには、
学力試験だけでなく、
小論文や面接など、評価ポイントの異なる
様々な測定方法を用います。
これらの方法を組み合わせて
入試を実施します。

AO入学試験 AO1期、2期
資格特別AO
スポーツAO
推薦入学試験 商業系特別推薦
指定校推薦(系列校含む)
スポーツ推薦
一般入学試験 前期、後期
センター試験利用

総合型選抜 主体性重視型 1期
2期
3期
学校推薦型
選抜
公募型
指定校・系列校型
スポーツ活動型
一般型選抜 大学入学
共通テスト利用型
前期
後期

あなたの意欲が高まる方法を選ぼう

入試区分によって重視する要素が異なるので、
皆さんの得意分野や経験を
アピールできる方法を選んで受験できます。
「なりたい自分」という目標がある人が、
その熱意や努力も見てもらえる、
そんな「意欲が高まる入試」なら、
入学後はさらに「なりたい自分」への成長も
加速するはずです。
ぜひ、自分に合った入試を見つけましょう。

入試スタイル1
主体性重視型

■ 総合型選抜

この選抜では、将来なりたい自分を伝える力を重視します。
普段から行ってきた、資格取得、部活動、ボランティアや家業など、自信のある活動を報告してください。面接と志望理由書では、変化する社会を生き抜けそうか、課題を解決していけそうかという視点から、「主体性・多様性・協働性」を見極めます。小論文では、課題意識や学びへの意欲に加え、大学で学ぶ土台となる、論理的思考力や文章表現力も測ります。

入試スタイル2
高校生活重視型

■ 学校推薦型選抜
(系列校・指定校型、公募型、スポーツ活動型)

この選抜では、これまでの活動を踏まえて将来性があるかを重視します。
高校生活での各種活動で特に成果があり、学校長や運動部顧問または学外活動の団体代表者の推薦が必要になります。面接と志望理由書では、大学で活躍してもらえそうか、そして将来、常に課題を見つけながら活躍していきたいという意欲があるかを測ります。

入試スタイル3
学力重視型

■ 一般型選抜
(大学入学共通テスト利用型)

この選抜では、大学で学ぶ社会科学に必要な学力を重視します。
大学入学共通テストでは、国語・英語の必須2科目と選択科目1科目※の成績を用いて、社会科学を学ぶ上で必要な学力を測ります。さらに新しく導入する総合問題で、身につけている学力を使って、どのように課題を理解し解決していけるかを測ります。加えて、志望理由書・調査書と面接で、社会との関わり方や学びたいという意欲を測ります。
※理科の「基礎を付した科目」については2科目となります。