経営情報学科

経営情報学科

概要

「経営情報」とは、コンピュータを利用した情報システムを、企業経営にいかに活用していくかを研究する新しい分野です。ネット社会の昨今、これらのシステムは一般企業のみならず、学校、病院、そして国や自治体などにおいても求められています。経営情報学科では、企業の全体像を捉え経営を展開する“確かな経営感覚を持った人材”の育成を目指しています。<経営><会計><情報><英語><国際><経済・法律>の6分野を展開し、さらに教養科目も重視したカリキュラムを編成しています。教職課程も設置しており、経営感覚を持って教育の現場をマネジメントできる人材を育成しています。
経営情報学科概要 経営情報学科概要
経営情報学科では、学生自身の興味・関心・得意分野を活かして進む未来を実現するため、分野<経営><会計><情報><英語><国際><経済・法律>を選択します。どのコースを選択しても、幅広い知識を養えるように、他の分野も学べるカリキュラム構成となっています。さらに、課外講座を自由に受けることができるため、将来活躍するための実力を養成することもできます。そして卒業後は、一般企業のみならず、公務員、NPO、大学院進学など多方面への進路が拓かれています。教職課程も選べます。

分野紹介

経営・商業分野 Management
経営とは、ヒト・モノ・カネ・情報といった経営資源をもとに組織をつくり、社会に貢献し続ける営みです。「経営とは何か」を、将来に効く実践的な学びで吸収していきます。

将来のイメージ

企業経営者・経営コンサルタント・販売員・ショップオーナー・経営系大学院進学・高等学校教諭(商業)など

コースの魅力

経営の基本をしっかり!
経営学の基本科目(経営学総論、企業論、マーケティング論、多国籍企業論など)を中心に学び、経営、アジアビジネス、マーケティング、会社法などの分野の理論と実践を体系的に修得できます。
資格に直結!
取得を目指している資格は、販売士検定、中小企業診断士、経営学検定、ビジネス実務法務検定などです。 また、特色ある科目として、「販売と経営」(販売士検定取得を目指した科目)という資格取得に直結した科目があります。(I・IIは3級、III・IVは2級)
企業にとって不可欠な人材に!
企業にとって不可欠な人材に! 企業経営の中核となる人材を育成することを目標にしています。具体的には、会社経営者、コンサルタント、販売員、営業担当者などです。また、経営系大学院の進学も目指しています。
 
会計分野 Accounting
実学志向の会計コース。どんな企業にも必須な会計を初心者レベルから段階を踏んで修得していきます。また簿記学習センターを拠点に資格取得へのサポートも徹底。毎年、多数の上級資格取得者を輩出しています。将来の仕事に直接役立つ学びがここにあります。

将来のイメージ

税理士・公認会計士・銀行・金融系・会計系大学院進学・経理責任者・高等学校教諭(商業) など

コースの魅力

簿記だけじゃない会計のスペシャリストに!
会計の基本科目である簿記に限らず、財務会計論、コンピュータ会計など、様々な会計に関連する学習ができ、証券外務員一種、建築業計理士などの専門資格を取得することができます。また、会計知識に精通した企業経営の核となる人材を育成するほか、経理責任者、税理士、公認会計士、会計系大学院進学などを目指します。
簿記検定で好成績!
日商簿記3級・日商簿記2級講座を設置しています。大手資格予備校TACと提携し、6月・11月・2月と年3回のすべての検定に対応。東京より直送される非売品の直前的中予想問題を使用して、多くの合格者を出しています。
TACと提携しダブルスクールを充実!
簿記の最上位レベル、日商簿記1級に関しては選択専門科目簿記特講(I~IV計8単位)や全経簿記上級対策講座をTACと提携して行っています。DVDを併用するため、入学前からの学習も可能です。
 
情報分野 information
経営には「情報を生かす力」が常に求められます。「経営のためにどのように情報をシステム化するか?」これが情報コースの学びです。情報サービス側・情報の利用者側、どちらの立場からでも最適な情報システムを提案できる人材を育成します。

将来のイメージ

プログラマー・システムエンジニア・企業のIT戦略(システムアナリスト)・高等学校教諭(情報)・公務員 など

コースの魅力

情報化社会を生き抜く力を!
コンピュータの知識に限らず、「情報」に関する様々な知識と技術を学び、情報化社会を生き抜く力を身に付けます。情報システムに関する専門知識と技能を総合的に学び、企業の情報業務における中心的な人材を育てます。また、経営情報システムについて、経営学的およびICT(情報通信技術)的見地の両面から、学ぶことができます。
資格に直結!
ITパスポート試験、日商PC検定、マイクロソフトオフィススペシャリストなどの情報系資格の取得に直結した科目があります。
 
英語分野 English
経営大の英語コースが目指すもの、それは骨太なコミュニケーターの育成です。経済・社会のグローバル化が進む今日、背景となる文化の違いを前提に自らの考えや主張を伝えていく場面が必ず出てきます。「説得のコミュニケーション」能力を英語コースで磨いてください。

将来のイメージ

通訳・翻訳士・外資系企業スタッフ・フライトアテンダント・海外留学 など

コースの魅力

英語力を基礎からアップ!
ネイティブ(アメリカ、イギリス、カナダ)の教員による英会話教育を取り入れて、基礎からじっくりと英語力アップを図ります。日常英会話だけでなく、ビジネス、映画、メディア英語、それに英米文学や英文法など色々な英語を学ぶことができます。
海外研修で異文化体験を!
海外英語研修を行います。現地の大学付属ランゲージセンターでの英語レッスンをはじめ、留学生たちとの交流や体験活動等も行いますので、単なる海外旅行では味わえない国際感覚を身に付けることができます。
 
経済・法律分野
社会の基盤及び枠組みは経済と法律です。このコースでは、社会で活躍し社会を変革していく能力を身につけます。特に経済化・法律化した社会の進展している今日、優秀なビジネスパーソンとなるためには必須不可欠な学問です。

将来のイメージ

企業の法務部門 等、不動産関係、企業経営者、弁護士・裁判官・検事を目指し法科大学院進学、司法書士・行政書士、公務員など

コースの魅力

経営学を基盤とした「オールラウンドな力」を養成
経営学を基盤としつつ経済と法律を中核に据えた科目を履修することにより、クリティカルシンキング、コミュニケーション、ファシリテーション等の基本能力と同時に、専門知識、応用展開力、問題設定解決力を身につけることができます。
公務員を目指したい人には「最適」
経済・法律の知識を習得するということは、公務員試験の専門知識に強くなります。またビジネス実務法務検定、宅地建物取引主任者試験、行政書士なども目指せます。
 
教職課程
経営情報学科では、教職課程を設置し、高等学校一種免許状「情報・商業」の中から、自分に合ったものを選択できます。単なる教員免許取得コースじゃない「これからの教育現場をマネジメントできる人材」の育成を目指し、教育現場を経営できるヒトづくりに取り組んでいます。 平成27年度より星槎大学との教職課程連携により、中学校・高等学校教諭第一種免許状(保健体育・英語・社会・地理歴史・公民)、小学校教諭一種免許状、特別支援学校一種免許状が取得可能になりました。本学の学費のほかに星槎大学の受講料等、別途費用が必要です。
取得できる教員免許 高等学校一種免許状 情報・商業・保健体育 ・英語・地理歴史・公民 中学校一種免許状 保健体育・英語・社会 小学校一種免許状 特別支援学校一種免許状 ※保健体育・英語・地理歴史・公民・社会・小学校および特別支援学校は本学の教職課程を履修するとともに、星槎大学の科目履修生として必要な単位を修得するものです。 本学学費のほかに星槎大学の受講料等、別途費用が必要となります。
学びの場「教職課程センター」
教職課程には、現在80名ほどの学生が在籍しています。教職課程センターでは、少人数教育のメリットを最大限に生かして、日頃の経営学や情報コミュニケーションの学習を土台に、積極的に学び合う学習集団づくりに努めています。多くの卒業生が教育現場や大学院へと進み、夢を実現しています。
学びの場「教職課程センター」
上越教育大学との連携協定を締結

「国立大学法人 上越教育大学」と連携・協力に関する協定を締結しました。
これにより、本学学長から「機関長推薦」を受け、同大学大学院学校教育研究科に進学を希望する者は、入試の際に筆記試験が免除されます。
また、合格した場合には、入学料の半額を免除される他、学生宿舎への優先入居が認められます。

*上越教育大学大学院学校教育研究科には、専門職学位課程(教育実践高度化専攻)と修士課程(学校教育専攻)とがあり、それぞれ「教職修士」と「教育学修士」の学位を得ることができます。

上越教育大学大学院に進学すると、小・中学校や特別支援学校など異なる校種、本学にはない教科の免許状を取得できるため、教員採用において有利になります。高い教育・研究水準を誇る上越教育大学大学院との学校間連携により、本学における教員養成のさらなる充実が期待されます。

 

教員紹介

教員一覧

ゼミナール

基礎演習 Iは1年次全員を対象とし、大学での学び方、レポートの書き方、自己表現の作法と技法、読解力、資料収集能力など、大学生活のフォローを行うゼミナールです。また、基礎演習II では、毎週担当教員が変わるため、教員の専門や人柄、ゼミの内容や特色を一通り知ることができます。経営情報学科では、2年次から本格的な演習(ゼミナール)が始まります。担当教員の指導のもと、各研究テーマに基づいて研究し、報告・討論していきます。

ゼミナール1 ゼミナール2
研究テーマ例
□加茂ヒマワリスプロジェクトとブランドコミュニケーション □異文化コミュニケーション □時事英語 □マーケティングと商業経営の戦略 □会社法、企業法務に関する研究 □防災情報と市民の情報のリテラシー □中等普通教育成立過程の研究-実業教育と普通教育の統合- □税務会計をマスターしよう など

学びのステップ

学びのステップ

カリキュラム

経営・商業分野関連科目(抜粋)
□経営学総論I・II □企業論I・II □ベンチャー起業論I・II □多国籍企業論 □販売と経営I・II・III・IV □農業ビジネス論 □国際経営論 □商品学 □流通論I・II □観光ビジネス論 □アジアビジネス論I・II □マーケティング論I・II □経営戦略論I・II
会計分野関連科目(抜粋)
□簿記原理I・II □財務会計論I・II □原価計算論I・II □コンピュータ会計I・II □管理会計論I・II □税務会計論I・II □監査論I・II □経営分析論I・II □簿記特講I・II(日商1級商・会) □簿記特講III・IV(日商1級工・原) □ファイナンシャルプランニングI・II
情報分野関連科目(抜粋)
□ダイナミックweb □コンピュータリテラシー基礎I・II □コンピュータリテラシー応用I・II □情報リテラシー応用I・II □経営情報II(マネジメント)・III(テクノロジ) □プログラミングI・II □経営統計学I・II □経営情報システム論I・II □情報ネットワーク論 □情報化リーダI・II □データベース □マルチメディア □システム設計論
英語分野関連科目(抜粋)
□ビジネスイングリッシュI・II □オーラルイングリッシュI・II □英語学I・II □異文化コミュニケーション □通訳・翻訳演習 □海外英語実習 □イギリス文化論 □英語総合演習I・II(資格対策) □英米文学I・II □ライティングI・II □リーディングI・II □パブリックスピーキング □ディベート
国際分野関連科目(抜粋)
□英米文学 □アメリカ文化論 □ビジネス中国語 □SDGsファシリテーションⅠ(初級) □国際関係論 □ビジネス韓国語 □SDGsファシリテーションⅡ(中級) □異文化コミュニケーション □ビジネスロシア語
経済・法律分野関連科目(抜粋)
□経済学原論I・II □民法I・II □情報関係法 □消費者法 □労働法 □会社法I・II □日本経済論 □国際経済論 □国際取引法 □ビジネス法I・II □日本国憲法

その他

単位互換制度
他大学との単位互換協定により、以下の協定大学の講義科目を受講することができ、修得した単位は本学の進級・卒業に有効な単位となります。

□新潟大学経済学部 □長岡技術科学大学工学部 □新潟国際情報大学情報文化学部 □新潟産業大学経済学部 □新潟中央短期大学幼児教育科

資格取得単位認定制度
簿記検定(日商・全商・全経)や販売士検定、情報処理技術者試験などの資格を取得することによって関連する科目の単位として認定される資格取得単位認定制度を設けています。入学前に対象となる資格を取得した場合もこの制度が適用されます。