学長メッセージ

新潟経営大学 学長 堀 峰生Mineo Hori

“Think Globally Act Locally”

本学の使命

 新潟経営大学は、地域住民による新大学設立の強い要望により、新潟県・県央18市町村および地元の企業・個人の支援を受けて平成6年(1994年)4月に開学した公私協力方式の大学です。地域からの支援に基づいて設立された大学であることに改めて感謝しつつ、地域の活性化が最重要課題の一つである新潟県に於いて、地域の発展のために貢献できる有為な人材の育成を大学のミッションとして掲げ、大学の運営並びに教育課程の質の向上に努めてまいります。地域の人々の声に謙虚に耳を傾け、地域のニーズに適合した教育の在り方を追求すると共に研究成果を地域社会の発展のために還元することが本学の社会的使命であると考え実践してまいります。

教育理念

 知・徳・体の調和のとれた教育を通じ、地域社会の課題を解決し、発展させることができる人材育成に向けて次の三つの力を育て伸ばします。

「自立力」・・生涯を通して自ら学び行動し、社会の変化に主体的に対応できる力。
「共生力」・・コミュニケーション能力や協調性を持って社会と繋がり、豊かな人間関係を広げていく力。
「自己実現力」・・高い志を持ち、問題解決力や創造力を発揮して新しい価値を提供し、地域社会の発展に貢献できる力。

教育目標

 高い志と倫理観を持ち、生涯にわたって夢や目標に向かって努力を続けられる人を育成したいと考えています。また、昨今はInternet of Things、人工知能(AI)、ロボットといった先端技術の発達で、社会は大きく変貌しようとしており転換期にあります。世界では第4次産業革命、日本ではSociety5.0というようなことが言われており、生活環境や就業形態さらには価値観も大きく変化しようとしています。予測が困難な変化の激しい流動的な現代社会において生き抜いていくためには、適切かつ主体的に判断ができる変化対応力が求められていると思います。変化対応力を身に付けるためには、社会の変化にアンテナを張って常に学び続けることが必要です。本学では、学び方を学ぶと共に自分軸を持ち、広い視野に基づいて論理的に思考することができる能力を育成する教育を志向してまいります。付加価値を提供できる創造性を持ち、地域の課題を解決することができる幅広い教養(リベラルアーツ)と専門的知識を身に付けた人材を育成してまいります。

教育課程の重点施策

 予測が困難な変化の激しい現代社会を生き抜いていく力を養成することを人材育成の指針としてまいります。具体的には、第一に、初年次教育に従来にも増して力を入れてまいります。学生が自分軸を確立すること、そして主体性を引き出すことを目指します。専門教育に入る前に、学生にどのような人生を歩みたいのか、夢や目標は何か、どのような職に就けば自己実現ができるのかを問いかけていきます。無目的に学ぶのではなく、目標を視野に入れた学びを意識付けることは、主体的な学びの習慣化の重要な要素であり大学教育の大きな役割の一つであると考えます。幅広い教養(リベラルアーツ)を身に付けることによって多面的な視点で国際社会や地域社会で起こっている事象を読み解くと共に、普遍的な論理的思考で自ら考えを表現できる人材を育成してまいります。
 第二に、本学独自の教育システムである「キャリア・チャレンジ・プログラム(CCP)」を進化させていきます。初年次から卒業まで担当の教員が切れ目なく一人ひとりの学生に真摯に向き合い、学生の夢や目標を育て、それぞれの個性に合った指導を行い学生の目標実現をサポートしてまいります。大学生活を如何に有意義なものにするか。そのためには、目標実現に向けて大学時代に何を学び、何を体験するべきなのか、そしてどのようなスケジュールで行うべきなのかを教員が学生と共に考えます。教員が学生に寄り添い伴走することを通して、学生に求められる大学4年間のタイムマネジメントと自己コントロールを支援してまいります。
 第三に、アクティブ・ラーニングの一環として行われている実践的な課題解決型授業である「経営学実地研究」を一層充実させてまいります。包括連携協定を締結している地元金融機関の取引先の経営課題や地域の課題について経営学等で学んだフレームワークを活用して学生が企業や地域の課題の解決策を提案する実践的な教育プログラムです。経営者や地域のリーダーと教員が協働して学生を指導し、学生は課題の解決策を実践的・論理的手法によって考え提案していきます。企業や地域社会など実社会に於ける正解のない課題に取り組むことを通じて問題解決へのアプローチ方法を体得すると共に主体的・協働的に問題を発見し解決する能力を養うことを目指しています。学生が、実社会とのつながりの中で実践的な課題解決のプロセスを通じて学ぶことの意義を自ら発見すると共に、企画力やコミュニケーション能力など就業に必要な社会人基礎力を身に付けることを期待しています。

本学の将来像

 超長寿社会に相応しい大学の在り方を構想し、「人生100年時代」の大学の役割を果たしてまいりたいと考えています。社会の変化は急速であり、社会人にとっても社会の変化に対応するための学び直しの必要性が出てきています。地域に開かれた大学として社会の変化にアンテナを張り、産業界や自治体等のリーダーとの方々との連携のなかで地域に必要な教育とは何かを考え、カリキュラム編成に反映させてまいります。県央に立地するメリットを活かして地元のグローバル・ニッチ企業との連携やアジアの国々等とのネットワークを深めることにより、グローカル時代に相応しい教育環境を整えてまいります。社会人・留学生といった異なるバックグラウンドや価値観を持つ多様な人々が交流することができる地域コミュニティを創造し、国際的な視野を身に付けて持続可能な地域創生に貢献できる人材を育成することができる大学が本学の将来像です。

 

TOP