CASE 01

有限会社 田中刺繍

五泉市/ 刺繍メーカー

CASE 01

有限会社 田中刺繍

五泉市/ 刺繍メーカー

経営学実地研究では、包括連携協定に基づく活動のひとつである「中小企業の個別コンサルティング」を実施しました。提案依頼のあった企業は、繊維産業が盛んな五泉市において多岐に渡る刺繍加工を行っている「有限会社 田中刺繍」。学生目線での企画提案をお願いしたいとの要望に応える形で実現しました。

学びのプロセス

1事前研究

マーケティングの基礎知識を学び、業界分析を実施。想定される業界課題を抽出後、実際に田中刺繍へ出向き、工場見学を行いました。

2企業インタビュー

田中刺繍へのインタビュー調査を行い、客層や売上、資金面などのお話をうかがいました。
現場で内容をヒヤリングすることで現状の課題も見えてきます。

3分析・解決策立案

SWOT 分析を用いて、田中刺繍の「強み」「弱み」、業界の「機会」「脅威」を分析。その後、論理的思考(ロジカルシンキング)の手法である「why ツリー」「how ツリー」を活用し、問題や要因を導き出しました。対策となる施策の提案をまとめていきます。

4提案

アイデアをブラッシュアップした後、企画提案書を作成。限られた時間で施策の要点が伝わるようにプレゼンテーションの練習を重ねました。本番は、田中刺繍の代表取締役社長、役員の方々、加茂信用金庫の担当者を前に2 名の学生が発表しました。

5商品化

企画提案後、田中刺繍の全社員で商品化を検討。提案のあったブックカバーの開発から派生した「袱紗(ふくさ)」が商品化され、企画考案を行った学生たちへ実際の商品が贈られました。提案後も続くさらなる交流に、産学ともに喜びを共有することができました。

「TSUNAGU」 コード刺繍 金封袱紗

新潟経営大学からの刺繍商品案を参考に商品化したオリジナル袱紗。

経営者 VOICE

学生ならではの視点が、新しい風となって。

田中 守

有限会社 田中刺繍
代表取締役社長

弊社は、五泉市で昭和40年に創業した刺繍メーカーです。ミシン1台からスタートした創業時と現代とでは、人々のライフスタイルも社会のニーズも大きく異なります。これまでに多種多様な刺繍加工に挑戦してきた経験と実績を活かしつつ、新しい企画提案を取り入れたいとこの度のご依頼をさせていただきました。

調査段階から着眼点、質問内容が素晴らしく、我々が普段見過ごしていた点に改めて気づかされた思いでした。また、既成概念に捉われない斬新なアイデアが盛り込まれた企画提案書にも脱帽。光る糸を使った子ども用パジャマ、インテリアや日用品、さらには高齢者をターゲットとしたアイテムまで、実に14種の発想一つひとつが新鮮で、楽しみながら商品の開発に進むことができました。

商品化した「袱紗(ふくさ)」は、慶事用・弔辞用に加え、現在でも他のバリエーションを試作・考案中です。インターネット・ショッピングモールでの売り方提案、またSNSを活用した情報発信まで、広い視野でいただいたマーケティング提案を現在も大いに参考にさせていただいています。

向上心あふれる学生さんはもちろん、きめ細かな学習、及びサポートを行ってくださった経営大学の先生方、加茂信用金庫さんのおかげで企業活動がさらに活性化いたしましたこと、この場を借りて心より御礼申し上げます。

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