教員紹介

経営情報学部

西澤 一光
NISHIZAWA Kazumitsu

准教授

専門分野:日本文学、日本思想史、比較思想史、フランス哲学、地域経営文化論

 
担当授業科目(演習を除く)教養の文学Ⅰ・Ⅱ、教養の文章理解Ⅰ・Ⅱなど
学位(授与大学)文学修士(東京大学)
本学着任後の経歴1999年 准教授
2005年 教授
2008年 准教授
主たる経歴フランス国立東洋言語文化研究所講師(1989―1990)
青山学院女子短期大学講師・助教授(1992-1998)
横浜国立大学教育学部非常勤講師(1993-1998)
新潟経営大学経営情報学部准教授・教授・准教授(1999-現在)
所属学会東京大学国語国学会、上代文学会、古代文学会、古事記学会
研究業績 教育実績【学術論文・学会発表等】
1.「文体が生成する場所――「声」と「文字」の〈あいだ〉をめぐって」、『古代文学』第53号、2014年。
2.「『万葉集』テキスト論の陥穽」、『国語と国文学』2014年。
3.「『万葉集』集蔵体論の展開――テキストと歴史の問題をめぐって」、『万葉集研究』第三十四集、2013年。
4.「『万葉集』にとって「歴史」とは何か」、『高岡市万葉歴史館紀要』第23号、2013年。
5.「集蔵体としての『万葉集』をめぐって――方法的に読むための一試論――」、『古代文学』第52号、2013年。
6.「テキストとしての万葉集」、『アナホリッシュ国文学』創刊号、2012年、響文社。
7.「家持作品と日記的編纂の問題――心の外面性の発見をめぐる考察――」、『高岡市万葉歴史館紀要』第22号、2012年。
8.「人麻呂歌集における『辞』の文字化をめぐって」、『論集上代文学』第33冊、2011年。
9.「異言語としての「やまと言葉」」、『日本文学』通巻695号、2011年。
10.「『万葉集』における「無常」の形――思想史における「無常」の起源をめぐって――」、『高岡市万葉歴史館紀要』第21号、2011年。
11.「『万葉集』と無常」、『万葉歴史館論集13 生の万葉』、笠間書院、2010年。
12.「歴史的制作物としての『文字』をめぐって」、『高岡市万葉歴史館研究紀要』18号、2008年。
13.「意味の非在へ――折口信夫『言語情調論』における未聞の『学』構築の試みをめぐって」、『古代文学』第47号、2008年。
14.「百年前の青春と煩悶――夏目漱石・西田幾多郎・折口信夫をめぐって」、波濤短歌会会誌『波濤』2008年11月号、2008年。
15.「神話素としての天皇」、『国語と国文学』(特集「上代文学研究の展望」)84巻11号、2007年。
16.「『古事記伝』は乗り越えられたのか――その6<君主号「天皇」をめぐる一考察>」、『新潟経営大学紀要』第13号、2007年。
17.「『暗黙知』の射程――現代文化と現代経営Ⅲ」、『新潟経営大学地域活性化ジャーナル』第13号、2007年。
18.「<テキスト>に向かう道」、『古代文学』第46号、2006年。
19.「上代和歌における音韻美をめぐる試論――『頭韻』現象の解釈を中心に」、『新潟経営大学紀要』第12号、2006年。
20.「顧客参加型の<ものづくり>と玉川堂におけるブランド構築について――現代文化と現代経営Ⅱ」、『新潟経営大学地域活性化ジャーナル』第12号、2006年。
21.「『古事記伝』は乗り越えられたのか――その5」、『新潟経営大学紀要』第11号、2005年。
22.「現代文化と現代経営」、『新潟経営大学地域活性化ジャーナル第11号』、2005年。
23.「『古事記伝』は乗り越えられたのか――その4」、『新潟経営大学紀要』第10号、2004年。
24.「『古事記伝』は乗り越えられたのか――その3」、『新潟経営大学紀要』第9号、2003年。
25.「『古事記伝』は乗り越えられたのか――その2」、『新潟経営大学紀要』第8号、2002年。
26.「上代書記体系の多元性をめぐって」、『万葉集研究 第二十五集』、塙書房、 2001年。
27.「真間の娘子の墓に過る時の歌」、『セミナー 万葉の歌人と作品 第七巻 山部赤人・高橋虫麻呂』、和泉書院、2001年。
28.「『古事記伝』は乗り越えられたのか――その1」、『新潟経営大学紀要』第7号、2001年。
29.「<うた>を文字で書くということ―文字化、痕跡、情動性―」、『新潟経営大学紀要』第6号、2000年。
30.「<声>と<文字>のあいだ」、『声と文字―上代文学へのアプローチ』、塙書房、1999年。
31.「紀伊国作歌」、『セミナー 万葉の歌人と作品 第二巻 柿本人麻呂(一)』、和泉書院、1999年。
32.「われわれは大学で何を学ぶか」、『青山学院女子短期大学総合文化研究所年報』第6号、1998年。
33.「本居宣長論」、『青山学院女子短期大学紀要』第51輯、1997年。
34.「レトリックとエクリチュール」、『国文学 解釈と鑑賞』、至文堂、1997年。
35.「古今集序注と十二世紀の言説空間 ― 書物・歌学・王権をめぐって ―」、『青山学院女子短期大学紀要』第50輯、1996年。
36.「講書・私記・竟宴和歌―平安時代前期における『日本書紀』の再解釈―」、『別冊國文學NO.49 古事記日本書紀必携』、學燈社、1995年。
37.「吉野」という場所をめぐって―虚構と現実の間―」、『青山学院女子短期大学総合文化研究所年報』第2号、1994年。
38.「上代文献における「常世」をめぐって」、『青山学院女子短期大学紀要』第48輯、1994年。
39.「王権と暴力 ―『古事記』の問題として―」、『国語と国文学』第71巻11号、1994年。
40.人麻呂「安騎野の歌」の方法 - 虚構の創出と時間の贈与 -」、『青山学院女子短期大学紀要』第47輯、1993年。
41.「日本書紀』にとって「根の国」とは何か」、『論集『日本書紀』「神代」』、和泉書院刊、1993年。
42.「人麻呂作品における「いにしへ」をめぐって - 万葉集266歌に即して -」、『青山学院女子短期大学紀要』第46輯、1992年。
43.「人麻呂「吉野讃歌」の方法とその基底-「吉野」創出の根源としての「大王」-」、『国語と国文学』第68巻第12号、1991年。
44.「高市皇子挽歌の時間」、『日本上代文学論集』、塙書房刊、1990年。
【共著書等】
1.『王朝語辞典』;東京大学出版会(2000年)
2.『大伴旅人 人と作品』;おうふう、「大伴旅人関係年譜」(1998年)
3.『日本史広辞典』;山川出版社(1997年)
4.『日本古典文学研究史辞典』;勉誠社(1997年)
5.『西本願寺本萬葉集(普及版)巻第六』(翻刻作成担当);主婦の友社/おうふう(1994年)
6.『万葉集辞典』(別冊国文学No46);学燈社(1993年)
【口頭発表等】
1.「文体が生成する場所――「声」と「文字」の<あいだ>をめぐって」、2013年度古代文学会シンポジウム(パネリスト)、2013年6月。
2.「書物の構築と文化的自立の問題――集蔵体としての『万葉集』をめぐって――」、古代文学会夏期セミナー・シンポジウム(パネリスト)、2012年8月。
3.「折口信夫の思想形成と言語理論」、古代文学会2月例会、2010年2月。
4.「折口信夫の『言語情調論』の形成をめぐって」、上代文学会全国大会、2008年5月。
5.「折口信夫にとって『文学』とは何か――『言語情調論』へのアプローチとして」、古代文学会夏期セミナー・シンポジウム(パネリスト)、2007年8月。
6.「彼はなぜそう書いたのか――言語の身体性あるいは読みの一回性をめぐる問い」、古代文学会シンポジウム(パネリスト)、2006年4月。
7.「万葉歌における『天皇』をめぐって」、万葉学会全国大会、2003年10月。
8.「『天の石屋』を読む」、古事記学会4月例会、2000年4月。
9.「『万葉集』における『常世』をめぐって」、上代文学会全国大会、1994年5月。
10.「『日本書紀』にとって「根の国」とは何か」、上代文学会6月例会、1992年6月。
11.「人麻呂の表現構成における時間意識について―「時の自覚化」―」、万葉学会全国大会、1988年10月。
社会的活動【公的機関・地方公共団体等における活動】
1.[災害時ボランティア](2004年7月~9月)新潟県の7・13水害に際して、「激甚災害指定」のための調査資料作成のため、三条市内の事業所約600箇所(商工会議所に非加入)の被害調査を実施。三条市に提出。
2.[三条市市章等検討委員会委員長](2005年8月~10月)三条市の合併に伴い、市章、市歌、市民憲章等の制定原案を策定し、三条市長高橋一夫氏に答申。
3.[燕市商工会議所の要請で地域ブランドの海外出展に協力](2006年2月)会議所所員に同行し、フランクフルト・メッセ・アンビエンテにて、地域ブランドennブランドの説明を行った。
【地元商店街との連携】
(2006年~2007年) 加茂市五番町商店街組合の活性化のため年間行事にゼミ学生とともに参加。
【加茂農林高等学校学校評議員】
(2007年~2008年) 2002年より小論文指導をしている同高等学校にて評議委員として学校改革のプロジェクトに参画。
【地域企業への支援】
(2010年) 日本金属洋食器工業組合に地域ブランド構築の提言を提出。(同)高岡市の銅器組合と燕市の銅器製造企業とのマッチング。