トピックス
民家フォーラム2025 in新潟加茂 (2025.11.13)
11月8日(土)、加茂文化会館小ホールを会場に「民家フォーラム2025 in 新潟加茂~民家活用による地域再生~」(主催:特定非営利活動法人民家再生協会)が開催され、午前のプログラムで大学生によるテーブルセッションがおこなわれました。これに新潟大学岡崎ゼミ、長岡造形大学木村ゼミ、新潟経営大学中島ゼミの学生が参加し、「加茂の伝統、文化を未来につなげるには?」をテーマに意見交換がなされました。
学生たちは、大学混合で三つのグループにわかれ、「小京都」「空き家・空き店舗」「関係人口」をお題にセッションをおこないました。
「小京都」グループでは、加茂には小京都との印象差があるので、“こがも”“ネオKAMO”のようなより若者に親しみやすい呼称にして、学生が主体になりまちの魅力をSNSで発信してはどうかとの意見が出されました。
「空き家・空き店舗」グループでは、放課後の若者のたまり場創造が提案され、商店街とのマッチングや情報発信の仕組みをつくりだしては、とのアイデアが出されました。
「関係人口」グループでは、自家用車を利用する若者が多いことから、駐車場エリアを新たに設け、学生パスポートなどを導入してはどうか、との意見が出されました。
中島ゼミからは、4年生が3名、3年生が2名参加しました。4年生のひとりは、「加茂のまちが初めてという学生もいたので、自分が持つ知識や情報が役に立ちました。グループの意見をまとめる助けになれてよかった」と感想を語りました。
1時間半ほどのプログラムでしたが、若者目線ならではのユニークなアイデアが出され、質疑応答の時間ではフロアからも多くの発言がなされ盛り上がりをみせました。
(文責 中島純)



