心地よく働ける「環境づくり」に専念して

加茂暁星高等学校

岡田 正務 さん 経営情報学科 1998年3月卒業

大学で広がった世界観

決められた通りに物事を進めていた高校までの毎日とは異なり、未知なる分野を幅広く学ぶことのできる自由な学校生活はとても刺激的でした。興味のある学問をより深く追求する方法や楽しさをゼミの先生から学んだことが印象深く、勉強の概念や社会に出てからの取り組みにも大いに役立ちました。さらに4年次の語学研修でアメリカの文化に触れて、コミュニケーションや考え方の違いを感じた経験は、世界を大きく見渡せる確かな力となりました。

社会での成長プロセス

就職活動の段階で将来を見据えたときに「県や地元を支える人材育成」の必要性を感じ、教育機関で仕事がしたいと思うようになりました。経営大の事務職を14年経験し、加茂暁星高校に異動後、事務長となって3年経過。現在は、管理業務がウエイトを占めており、経営方針を決めていく部分にも関わります。生徒が勉強しやすく、生活しやすいように、教職員が働きやすいように、組織全体に目を向けた広い意味での「環境整備Jをコンセプトとして仕事を進めることにやりがいを感じています。

高校生へのメッセージ

母校である経営大に勤務した経験からより実感したのは、「経営を冠する大学だからこそ幅広い学びと出会いの機会にあふれている」ということでした。
大学の4年間は、社会に出てからどう生きていくかの基礎力を身につける貴重な時間であり、大事な場所になります。学ばせてもらおうと受け身になるのではなく、積極的に行動することで、人材育成に熱意のある懐の広い経営大から大きく羽ばたいて欲しいと願っています。
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