
挑戦を恐れず、本気で走り続けたバスケの日々
株式会社トヨタレンタリース新潟
酒井 麻祐子 さん スポーツマネジメント学科 2024年3月卒業
大学で広がった世界観
当初は美容学校への進学を考えていましたが、高校のバスケットボール部の顧問から「バスケを続けた方がいい」という助言をいただいて進路を再考し、スポーツ推薦で入学しました。1、2年生の頃はコロナ禍だったり、実家からの電車通学で時間を気にしながらの練習だったりしたこともあって、思うように部活に打ち込めず悩むことがありましたが、3年生からは大学の近くにアパートを借りて朝や授業の合間、部活後の時間も練習に励みました。入学当初からプロは目指してなく、バスケを思う存分できるのは大学までだと思っていたので、仲間と一緒に朝から晩まで情熱を注いていたことが思い出されます。そのおかげで卒業する頃には自主練をやり切ったという達成感と共に、メンタルの強さが培われ大きな自信につながりました。
社会での成長プロセス
私はレンタカーを扱う会社に就職し、配車や受付業務などに従事しています。車の知識が全くないところからのスタートでしたが、大学時代の部活を通して身につけた「前向きに挑戦する力Jや「継続する力」が大いに役立ち、任せていただいた仕事で上司から褒められたり、お客様から感謝の言葉をいただいたりして働きがいを感じています。受付業務では連日、多くのお客様が来店され、他の企業との関わりもあるため、多様な価値観に触れる機会がありますが、大学で外国人の同級生やバイト先の方などさまざまな人と関わっていたことで対人スキルが自然と磨かれたのか、接客にも柔軟に対応できています。また、組織で働くうえで不可欠なコミュニケーションカや協調性も、部活から多くの学びを得たと実感しています。
高校生へのメッセージ
学生生活の中で一番大きく変化するのがおそらく高校から大学だと思います。大学に入ると高校までのように与えられた課題をこなすのではなく、自分で考えて自分で決める場面が格段に増えます。大学でどのように過ごすかは、すべて自分次第です。だからこそ、自分のやりたいことにとことん向き合い、たくさんのことに挑戦してほしいと思います。大学での4年間は自分を見つめ直し、挑戦し、成長できる貴重な時間です。新潟経営大学には、授業や部活はもちろん、アルバイトや地域の関わりなどから自己成長につながる学びの機会がたくさんあります。入学したばかり時は変化に戸惑うことがあるかもしれませんが、変化に少しずつ順応し、とにかく楽しんでやりたいことをたくさんやってください。