経営大の学びのシステム

今まで知らなかった
自分との出会い。
なりたい自分への可能性が
広がります。

CCP
キャリアチャレンジ
プログラム

経営大の学びのシステム「キャリアチャレンジプログラム」

新潟経営大学では、学生の夢や目標を実現するため、あるいは漠然と描いている理想を具体化するための学習支援体制として「キャリアチャレンジプログラム」を導入しています。教育理念に基づくカリキュラムの中から、学生の興味・関心に応じて履修する科目の最適化を図り、入学から卒業までの学習成果を管理します。学生ごとに「キャリアチャレンジシート」が作成され、「なりたい自分」を具体化するための学習や資格取得など、キャリアアップのサポートを行います。このプログラムにより、学生一人ひとりカリキュラムの範囲でそれぞれの希望に応じた成長を促すオンデマンドの指導体制を整えていきます。

実践的学び

理論を実践に活かす場「経営学実地研究」

3学科に分かれて設置されている様々な授業の中でも、学科を超えて、人や社会を豊かに幸せにするための理論について、より実践的に学ぶことができる科目が「経営学実地研究」です。この科目では、本学と地域の企業が連携し、課題解決型の企画提案や職業体験などを通じた実践的な学びを深めています。一般の講義科目で培った理論をどのように活用するか身をもって理解できるこのような実践的な機会によって、学生のマネジメント力を高めていきます。

理論
専門知識

実践に活かすために理論を学ぶ「個々の特性や希望に応じたカリキュラム」

各学科ごとに「なりたい自分」に応じたコースや分野を選択し、その理論・専門的な知識をしっかりと学ぶことにより、実践的な学びの場での理解度が高まります。現代の競争社会において「生きる力」を養い、全員が夢や目標を持ち、意欲や興味をもって学べるカリキュラムとし、4年間一人ひとりをしっかりとサポートしていきます。

実践的学び
地域活性化研究所

経営大の地域活性化の取り組みにより
「経営学実地研究」が実施されます。

地域活性化研究所とは

地域活性化研究所の役割には、3つあります。1つ目は、新潟県、特に県央地域の地場・地域産業の活性化を促進すること。2つ目は、地域企業の経 営活性化に関する経営、情報システム及び国際協力を行うこと。3つ目は地域活性化推進に関する産学官の協力と推進に関すること。これらを具体 的に実践する為に、「大学と地域の協働による活性化モデル事業協議会」(新潟県三条地域振興局、県央地域の行政と連携)による地場産業の活 性化を図っています。また、産学官及び金融機関との連携による企業・組織課題の解決の窓口機能を有しています。 地域の課題、企業の課題に関するご相談があれば、本研究所の研究員(全教員)が積極的に取り組みます。

地域活性化研究所の取り組みについて

本学では、地域に社会貢献できる人材を育成することを教育目標に掲 げており、実学を重視した実践的な教育が行われています。
地域活性化研究所では大学と地域の連携の中で学生を育成する実践 的な教育プログラムを積極的に創出し提供しています。
複数の金融機関と包括連携協定を締結して、金融機関からの依頼に基 づき取引先である地元企業の経営課題の解決、あるいは行政・関連組 織との連携事業による課題解決を『経営学実地研究』という授業で実 践しています。具体的には指導教員のもと、学生は企業訪問や経営者 へのヒアリング、フィールドワークを主体的に取り組み、企業・行政等 が抱える課題に対して自ら解決策を導き出します。最後に、学生自らが 考えた課題に対する解決策を具体的に提案します。授業で学んだ経営 学(観光経営学)の理論を課題解決に活用することで、学生には学ぶ意 義や面白さを実感でき、また企業活動の一面を体感できる絶好の機会 となっています。
さらに、企業等との連携を深めながら、様々な地域の課題解決に向け た多彩な実践型授業の構築を図っていきます。

包括連携協定先

  • 田上町
  • 糸魚川市
  • 加茂市
  • 三条市
  • 燕市
  • 加茂商工会議所
  • 加茂信用金庫
  • 三条信用金庫
  • 株式会社 大光銀行
  • 近畿日本ツーリスト株式会社 新潟支店
  • 一般社団法人 新潟県旅行業協会
  • JAF(一般社団法人日本自動車連盟)店

理論
専門知識

経営学は
“実践の科学”

経営学は実践の科学です

杉浦 善次郎

新潟経営大学  学長

皆さんは、大学って何をするところだと想像していますか。勉強するところに決まってるじゃないか、多くの人はそう答えるでしょう。では、大学の勉 強って何をすることだと思いますか。教科書があって、教授という先生がいて、大きな教室でスクリーンに映した資料を説明して、みんなはその話を ノートに書き取って……。
これで専門的な知識が増えていく。そういう授業も確かに重要です。その一方で、教科書は使わない、先生の話す時間より も、学生が説明したり、みんなが感想や意見を出したりする時間の方が長い、スライドやプリントは説明する学生が作ってくる、という授業も数多く 行われています。こういう授業では先生一人に学生が数人だけということも珍しくありません。一人の意見について、時間をかけて考える。考える方 法や考える技術を高める大学らしい授業です。

さらに、大学の勉強は教室(大学では「講義室」ということが多いです)だけで行うわけではありません。商店街を歩きながらお店や商品を眺めな がら、カワイイ!高い!!美味しそう!!!などとワイワイ盛り上がりながら、スマホで写真を撮りながら、テイクアウトの食べ歩きをしながら……。 こんな時、皆さんの頭の中にはいろんな考えが浮かびます。こんなふうにディスプレイしたらもっと目立つのになぁ、こんな商品があれば買うのに なぁ、なんでこの通りには○○を売っているお店がないのかなぁなどなど。こうやって考えることは、実はとても簡単なことです。自分一人いれば、 いつでもできるこ店の人に伝えても、商店街の人に訴えても、実現することはほとんどありません。どうして実現できないのでしょうか︖お店の人に は思いつかないからでしょうか、それとも考えていないからでしょうか、その値段ではとても作れないからでしょうか。お店の人もお店の商品を眺め ている人も、実は同じ思いを持っているのですが、簡単には実現できないことも分かっているから悔しいのです。

そこで経営学の出番です。実現できない理由は××じゃないかな。でも、真っ先に思いつ理由が、最大の理由であるということは滅多にありません。 その理由があるのは別の理由があるからであり、その別の理由があるのは、更に別な理由があるからで……と、いくつも積み重なったその一番目 立つところが、みなさんが目にしている現象なのです。

今、私は商品とお店を例にして、経営学についてほんの少しだけ説明しましたが、経営学はお店と商品だけを勉強するものではありません。実現し たいことは何か、それができない理由は何か、解決するにはどうしたらいいか、経営学は、それぞれの解決策を考えるだけにとどまりません。一つ一 つの課題は関連しています。ということは、解決策がみつかっても、それを関連させて取り組む仕組みができなければ、そして、その仕組みを動かす 方法が適切なものでなければ、現実の解決には結びつきません。経営学は、人々の求めるものを提供したり実現させたりするための仕組みやシス テムを動かす方法を、現実の課題や問題に沿って考え、考えたことを実践していくことを通じて、社会を発展させ、人々の生活を豊かにしていくもの です。